2年生は老年看護学Ⅱの中で加齢に伴う身体的な変化やその変化を踏まえての日常生活援助について机上で学習してきました
今回の演習は高齢者体験キットを使用して高齢者の身体的変化を体験することで日常生活のさまざまな場面にどのような影響があるかを考えました。また机上で学んだことを活かして日常生活援助を行い、どのような工夫や配慮が必要かも考えました
グループで協力して体験キットを装着しました。
『身体が重い
装着しただけで高齢者の大変さを実感したようです
まずは関節が思うように曲がらず、手指の巧緻性も低下しているので服の着脱が大変
浴槽に入るだけでもひと苦労
トイレットペーパーを切る動作が意外と難しい
自分が見ている色味と高齢者が見ている色味の違いを学びました
高い棚は肩が上がらないので開けるのがとても大変
体験後はグループワークを行い、高齢者体験をした学生、介助についた学生の視点から体験したことを共有しました。
加齢に伴う変化でどうしても1つ1つの動作に時間を要することやスムーズに物事が進められないもどかしさや生活のしづらさを高齢者は抱えておられることを体験することができました
など看護をする上で大切なことを学ぶことができました